東日本大震災学習会2011年05月05日

本日、三春町で東日本大震災学習会がまほらホールで開催されました。玄侑宗久さんの復興会議の報告や、長澤信方教授の放射線の話、そして弁護士の伊賀興一先生の阪神大震災の経験からの提言等のお話がありました。また、三春町に避難している富岡町と4月初めまで避難していた大熊町の職員から現状報告がありました。
玄侑さんの「放射能ホルミシス」については興味深い話です。放射線は全くなくても良くないし、多すぎても良くない。それではどの程度が有益なのか。こんな話はTV等には出てこないらしい。
大熊町の職員の報告では、11日の大地震と津波に襲われ、12日朝から行方不明者の捜索をしようと思っていたら、突然避難しろと報道で最初に知ったことなど、TVとは違って実際に避難を経験した人の話であり、まして町職員でもパニックになってしまったことが切実に感じられた。
三春町には富岡町と葛尾村が町役場を置くことになります。今まで誰も経験しなかった事が行われます。そのためにも学習会は今後も続けられるそうです。