H28年 新春恒例三春だるま市2016年01月17日

今年もよろしくお願いします。
今日は、三春町の新春恒例だるま市です。およそ300年前の江戸中期以降から続いているそうです。平成28年に希望を託す一文字お披露めを見に行ってきました。今年の一文字は「生」でした。
説明書きより。『「生」は本来、地面から草の生え出る形。「生まれる」「そだつ」「いきる」「いのち」など多彩な意味に用いられ、「ナマ」や「人(民)」の意味にもなる。また、「はやす」「き(生糸)」「いける(花を生ける)」などとも訓み、一説によれば訓み方の種類は二十一種類で漢字のなかでも最も多いとされる。まさに「生」の多彩さであろう。』

朝早くから多くの人が出ていました。
高柴デコ屋敷で作られる、一般的な三春だるまは怖い顔をしている。
店によって笑っているようなだるまも出ていました。今年の干支の猿の張り子も売られています。
今年は、年男ということで、縁起物の「五縁御猿(ごえんござる)」団子刺しに5円とザルと干支の猿が付いているものを買い求めました。
今までの希望の一文字が勢ぞろいしたいました。
「発・根・興・地・破・竹・生」 (根を発し地を興す破竹の生) となりました。
玄侑宗久の説明書きでは、『根を発し、地を興すのは現物の「破竹」かどうかはこれだけではわからない。むしろ人の生き方の比喩ではないか?誰でも住む土地に根を生やし、その土地や人々との関係を興しながら「生」そのものを充実させていく。震災後の福島県なればこそ、それを期待したい。「生」とは自ら「そだつ」一方で、何かを「うみだす」ことでもある。「生」の一番上の枝は、人が踊る手つきにも見える。「生」は喜ばしく嬉しいことでもありたい。』 と言うことです。

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